鉾田市N邸の外観の様子です。外壁は、昔ながらの杉板を下見板として張り上げました。板を抑える押し縁も、丁重に板に合わせて加工し取り付けました。 また、キリヨケもひと手間かけて、出し桁としています。軒の出も、一般の住宅よりはるかに出ていますが、上屋のバランスを考慮して施工しました。古き良き時代の建物を次世代に・・・この心を大事に作業しております。 鉾田市N邸@の現場風景にて、作業途中の工程がご覧頂けます。
一昨年前に、自分の山林より切り出した木材を使用しました。 今では、めっきり少なくなってしまった、出し桁化粧です。出し桁とは建築で、腕木や梁(はり)の端に載せて柱より外方に出した桁のことを言います。 刻み作業を半年近く掛けて上棟式になりました。これは何百年も前から伝わる、伝統工法ですが・・・我々を含めこの技術を持つ棟梁は身近に何人いるのでしょうか?庇の桁は、丸桁を使用しています。 この続きは、鉾田市N邸Aの現場風景をご覧下さい。
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